tataraの頭の中

個人の思い考え知識をつれずれなるままに

読書記録

過去に書いていたものを転載します。

 

 

がおせっかい6割、親切4割
2012年5月16日14:38

 

『なぜ、あの人の周りに人が集まるのか?』(志賀内泰弘著)という本を読みました。
久しぶりに読書日記。 潰れかけのコンビニで新しく雇われたおせっかいおばあちゃん。
マニュアルにこだわる副店長と、 おせっかいでマニュアル以上のこともしてしまうおばあちゃん。
おせっかいが時には親切なサービスとなることに気付き、副店長は、おせっかいの名人であるおばあちゃんに弟子入りを志願。
マニュアルを天井とせず、マニュアルを越えるサービスを実行するようになると、不思議と売り上げは回復していく。
そんなストーリー調の本です。
なのでとても読みやすい本です。 良かった所を少し紹介します。


①「おせっかい」覚悟で「親切」


なにか人にしてあげるときって、結構おせっかいにならんかって心配になって、結局してあげなかったことってよくありますよね!
あとからもっと勇気出してしたらよかったなーとか思ってね?
みんなが確実に親切だと感じてくれたら勇気なんかいらんけど、 同じことでも人によってはおせっかいって感じる人もおるからな。
その境の割合がおせっかい6割、親切4割くらい。
相手に求められてからなにかしとると、その境目がわからんくなる。
やから、普段からなんでもいいから相手のためになりそうなことを考え続けて、おせっかいかなーって思ってもやってみる。
そしたら、境目がわかるようになってくる。

おせっかいを恐れていては親切はできん!!

おせっかい、親切は相手の捉え方やけど、 主観的にはその行為は思いやりやと思う。
なにか相手に喜んで貰おうとしてする行為は思いやりやと思う。


②91%
人の体は、少しくらいのことは耐えられるようにできている。
でも疲労が蓄積される。60%、70%と。そして、ある日91%になるとダウンしてしまう。
90%までは何ともなかった。
それが1%プラスになっただけで大きく変化してしまう。
逆に考えて、何かをしようと、努力する。
そうするとそれは積み重ねとなって蓄積される。しかし結果が表れるのは91%蓄積されてから。
つまり、いくら結果がでなくても、続けることが大事。 ひょっとすればあなたの努力は90%まで貯まっているかもしれません。
あと一歩の努力で一気に成果があらわれるかもしれません。



たしかになにかを始めて、ずっと上手くいかなくても、長いことやっとったら、ある日急に何かをつかんだ気がして一気に上達したりすることあるよな。
なかなか結果出んくても簡単にあきらめたら開かんな。
まあ努力の方向性は間違ったらあかんけど。



そして、すべてはあなたがそれをやるか、やらないか。




まあ、わかっててもやらないのが人間という生き物の弱さです。
普通にしとったら楽な方楽な方へといく。これはもう仕方ないことやと思う。
やから、自分でそっちに行かんように、自分を奮い立たせて、自分に言い聞かせて、やる気にするしかないと思う。

僕のそのやる気にさせる方法の一つが読書です。




現場におるとどうしても目の前のことしか考えれんくて、自分何しょんかなーってむなしくなるかもしれんけど、もっと視点を高くしてね、お客さんの笑顔とか、家族のこととか、好きな人のこととかにまで(笑)、その目の前の仕事からの繋がりを意識できるようになれば、その人はすごく幸せになれる♡現場に限らずのことやったな。


考えがでかいと若いなーとか本の世界で非現実的とかいわれそうやけど、 僕は、本に書いてあることが理想郷だとは思わない。現実にできることだとおもっとる。
できんでもやろうとすることが大切やねん。
できんからやらんちゃうくて、できんでもやる!
がんばろー!!